船釣りや筏での深場から釣り上げた真鯛。
せっかく釣り上げたのに、生簀に入れると腹を見せて浮かんで、そのうち死んでいたという経験ありませんか?
これは深場から急激に釣り上げられたため急激な水圧の変化で、浮き袋が水圧の急な変化に対応できず膨らんだままになっているせいです。
この状態のままでは魚はバランスが取れず、腹を見せたまま死んでしまうことがあるので釣り上げたら『空気抜き』を行ってから生簀に入れるようにすれば大丈夫です。
魚専用の『空気抜き』が釣道具屋さんで売ってますので、これを持参しておきましょう。
真鯛の『空気抜き』は、肛門からから2~3Cm、魚の頭側に60度ほどの角度で入れます。そしてさらに角度を浅く30度位まで傾けて、ムナビレの後ろ側あたりを目指して差し込みながら、魚のおなかの上あたりを軽く押さえればでいけば、『空気抜き』から空気の抜ける音がするので、空気の抜ける音が弱まるぐらいまで抜き続けます。
空気抜きは、浮き袋の最後まで抜ききってしまうと、魚は浮かんでこれませんし、バランスが取れませんので、抜ける音が弱まったら『空気抜き』を抜いてください。これで釣り終わるまで生簀で真鯛は、元気に泳いでいると思います。
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