ここにも地球温暖化の影響なのか?南方系で有名だったシガラテ毒を持った魚が日本近海でも釣られている。
特に近年、大阪府や三重県、千葉県でも中毒患者が発生している。
特にイシガキダイ、オニカマス、バラフエダイ、ウツボなど食物連鎖の頂点に位置する魚で見られるようです。
シガラテ毒とは、サンゴ礁などで多く生息する有毒渦鞭毛藻を主食としている小魚を捕食した魚食魚が、体内で生態濃縮を行い蓄積する。
中毒症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、筋肉痛などの食中毒特有の物から、感覚異常、冷たさに対する感覚異常など神経系障害がみられる特徴がある。また、熱による分解はできない。
実際の中毒患者数はフグ中毒の三分の一程度(平成21年度)であり死亡者も出ていないことから、世間での注目度は低いが、釣った魚を持ち帰って食べる場合など、内臓や消化管を生で食べることしない方がいいだろう。地元地域の魚については各都道府県の中毒事例を調べてから調理したほうがいいかもしれない。
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