アイナメ?アブラメ?モミダネウシナイ!

冬場の投げ釣りやテトラの穴、岩の窪み捨石の隙間等を狙うブラクリ釣りで有名で食べておいしい
アブラメ(関西地方)、アイナメ(関東地方)の語源を調べてみました。



魚類学的にはカサゴ目アイナメ科の魚になります。

関西地方の呼び名のアブラメの語源は、細かなウロコがヤスリの目(油目)の様だったとか、皮の表面にぬめりがある様子が、油を塗った様に見えた所からと言う目に見えた感じから来ている説と、身に脂が良く乗っているアブラミが変化したと言う所との二つの説が有名。

対して関東地方のアイナメは、この魚の習性である縄張りを持っている所からアユナミ(鮎並)が転じた、縄張りに入ってきたアイナメを噛んで威嚇する様から『相舐め』と言う生態から来ている説や、鮎のように美味しいとされアユナミと呼ばれた転じた説等から来ているようです。

どちらも生態から見た習性からと見た感じや食味からの二つから来ているところが共通点でしょうか?


面白いところでは、お百姓さんが種もみを売ってまで買って食べたい魚と言う意味合いから
モミダネウシナイ(籾種失い)と言う呼び方をした地方もありました。

美味しいという面では、愛な魚とかいてアイナメと呼ばれた地方もあるようです。

語源からしても昔から大変美味しい魚であったことが窺えますね。

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