集魚剤という名前から魚を寄せてくるというイメージがあり、集魚剤はその通りのものですが、ここで考えたいのは狙う魚と釣り方です。
集魚剤は主に匂いや魚から抽出した油等により魚を寄せ、ポイントにとどまらせることを目的としていますから、潮の流れがある場所ではあまり意味がありません。エビ撒き釣りで狙う魚は遠くから魚を寄せて釣る釣り方ではなく、近くにいる魚をエビを巻いてポイントに集中させて釣る釣り方ですから、集魚剤を混ぜなくても釣れる対象魚です。逆に集魚剤をまくことで、ハネ以外の魚が釣れたりするかもしれません。
エビ撒き釣りの対象魚のハネなどは、シラサエビが好物ですから、シラサエビを食べる音にも敏感なようで、シラサエビを食べている他の魚の食べている音に反応して寄ってくると言うこともあるようです。
釣り方はその人その人の工夫によって千差万別ですが、一般的に広まっているやり方と言うのは、先人たちの知恵の結集なんじゃないでしょうか?
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